こんばんは。
岡山の古着屋 Boundary 243です。
全国的にも梅雨が明け、本格的な暑さが続いています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
店頭ではすでに秋物を探しているお客様も多く見かけるようになってきました。
もちろん当店でも秋物の準備はしていますが、店頭に出すのはもう少しだけ先にします。
良いのが集まっているので楽しみにしておいてくださいね。
まだまだ暑い夏は続くので、Tシャツ押しでもうしばらくいきたいと思います。
本日のブログはBoundary 243のTシャツのすゝめです。
【その一】 デザインの意図を理解すべし
皆さんもTシャツを選ぶとき、まずは見た目の第一印象、デザインで選んでいくと思います。
そこで大切なのが、そのデザインの内容を調べてみることです。
なぜなら古着のTシャツには、実際に存在していた企業や商店の広告のため、実際に行われたイベントやスタッフのためにデザインされたものが多いからです。
プリントデザインを掘り下げていく事で、当時の文化や、そのTシャツをデザインした名もなきデザイナー達のセンスが見えてくるはずです。
デザインの内容を知ることで、自分の選んだTシャツをより楽しめると思います。
【その二】 ボディーにはこだわるべし
たとえ見た目が気に入っても、ボディーをしっかり見るまで焦ってはいけません。
Tシャツは実際に着てみて馴染んでいくもの。
長く付き合うには自分に合う作りのボディーのものを選ぶことをおススメします。
ここで大切なのが素材とサイズ感。
まず素材には大きく分けて2つ。
コットン 100%のものと、コットンとポリエステルなどの混紡のもの。
タグがあれば表記してあるので見分けるのは簡単です。
Cotton 100%
Cotton 50% – Polyester 50%の混紡
このあたりは好みによるのでどちらが良いとは言えないのでアバウトに。
ざっくりした生地感や肌触り、古着ならではのボディーの歪みやUSED感を求める方にはコットン 100%がおススメ。
コットンより軽い生地感、よりタイトな着用感やビッグサイズで着た時のドレープ感を求める方にはポリエステル混紡のものをおススメします。
とは言え、ほとんどの商品が1点ものの古着。
生地の薄さ、馴染み具合などコンディションも異なってくるので、店頭では実際に試着をしてみてください。
【その三】 年代は把握するべし
最後に大切なポイントはTシャツの年代を把握することです。
決して、古ければ良いということではありませんが、せっかく古着のTシャツを選ぶなら、そのTシャツが大体何年前のものなのかは知っておくべきでしょう。
古着に詳しい方ならボディーやプリントを見ただけで大体何年代のものか分かると思いますが、今日紹介したいのはこちら。
年代を見分ける一つの基準になる、袖と裾のステッチです。
全てのTシャツに当てはまるわけではありませんが、アメリカ古着を基準に説明をすると。
シングルシングル(袖と裾の糸の縫い目が1本のもの)
アバウトに90年代以前。
Made in U.S.A.のものがほとんど。
シングルダブル(袖の縫い目が1本、裾の縫い目が2本のもの)
アバウトに90年代初期~中期。
Made in U.S.A.のものが多い。
ダブルダブル(袖と裾の縫い目が2本のもの)
90年代中期以降。
アメリカ以外の生産国がほとんど。
といった感じです。
この辺りを気にしていただければ、自分の好みに合った古着のTシャツ選びができると思います。
慣れるまでは少し複雑だと思うので、分からないことはどんどん聞いてください。
この夏も古着のTシャツを楽しみましょう!
Boundary 243
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