襟の形状
シャツの製造年代を判別するのに大きなヒントとなるのが襟の形状です。
襟の形には当時の流行が反映されていることが多く、違いがわかりやすいので是非覚えておいてください★
まずは1940年代のもの。
ロングポイントと呼ばれる襟の形状です。
外に向かって弧を描く鋭角の襟先が特徴です。
続いて1950年代のもの。
40年代より襟先が短くなり、トップボタンを外すと解禁になるのが50年代の特徴です。
こちらは1960年代のもの。
襟が細く小さくなり、襟先は90度に近いものが多くなります。
50年代のものと違いが少し分かりにくいのですが、60年代はボックスタイプのシルエットが多いので総合的に判断する場合もあります。
最後に1970年代のもの。
大きな襟が特徴の70年代。
弧を描かず直線的で長い襟先が特徴です。
ざっとこのような感じですが、あくまで年代判別のための一般的なディテールです。
シャツによってはディテールが混ざっていたり、年代とは関係ないものが取り入れられていたりするので、気になったら店員に聞いてみるのが良いと思います。
もちろんBoundary 243でもそのような質問は大歓迎です。
気軽に聞いてくださいね☆
2014/03/04
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