リーバイス501のフロントボタンには足長Rと呼ばれるものがあります。
使用されていた年代は1955年~1970年頃まで。
ジーンズのタイプで言うと501XXの紙パッチからBig-Eまでということになります。
しかし一概には言えず変遷期の501XXには革パッチでも足長Rのフロントボタンが使われていることもあります。
足長Rは数ある501のディテールのなかでも分かりやすいディテールなので是非覚えておいてください☆
まず、フロントボタンとはこちら。
一番上の少し大きめなボタンがトップボタン。
その下の4つのボタンをフロントボタンと呼びます。
そしてこちらが1970年代前半の501-66モデル(Big-Eの直後のモデル)のフロントボタンです。
LEVI STRAUSSのRが通常のものです。
今回は参考資料がありませんでしたが、1955年以前のフロントボタンもこのような通常のRが使われています。
こちらが足長Rのもの。
Rの左足が少し長いのがご覧いただけるでしょうか?
別の物でもう1枚。
左足が長いですね。
このようなフロントボタンを足長Rと呼びます。
非常に愛嬌があり個人的にも好きなディテールです。
皆さんもチェックしてみて下さい☆
それでは本日は店頭にある足長Rで締めたいと思います。