Levi’s 製造年月の見方
本日はLevi’sの製造年月の見方について。
ビンテージではなく1970年代~90年代頃の、オールド~レギュラージーンズの製造年月の見方です。
この頃のジーンズは内タグを見れば製造年月が分かります。
ジーンズを裏返した時に見えるこちらです。
このタグの場合上から3段目の「10 81 575」という数字を見ます。
10が製造された月、81が製造された年、575は工場番号を表します。
つまりこちらの1本は1981年10月に575の工場で作られたということです。
工場番号について詳しい事は分かりませんが、1981年頃から数字3桁で表記されるようになった事と、トップボタン裏の数字と一致するという事を覚えておいてください。
こちらがトップボタン裏。
575という番号がご覧いただけると思います。
ちなみに工場番号で有名なのは555番のバレンシア工場。
USA製のレプリカ等も作っていた有名な工場です。
それでは引き続き、こちらだと、
少し数字が見えにくいですが、1978年11月に作られたものです。
工場番号は16番。
そしてトップボタン裏も16の刻印が。
このように1981年以前の工場番号は2桁だったり1桁だったりします。
でも数字の並びは同じなので基本を押さえておけば大丈夫です☆
次は少しハードルを上げてこちら。
数字の表記は「3 9 6」です。
表記は少し違いますが並びは同じで、製造年を表す数字が1桁になっていて製造年の1の位を表します。
つまりこちらは19?9年の3月に6番の工場で作られたという事です。
ここで少し予備知識が必要です。
こちらの1本の他のディテールを見ると、
トップボタン裏が6の赤ミミ付きの66(後期)モデルという事になります。
1989年だとミミ付きのジーンズは作られていないので1979年製ということになります。
この年は66後期モデルが作られていた年代と一致するので確証が得られます。
もう1つ。
注目する数字は「522-11-9」、今までと並びが違います。
ここでトップボタン裏を見ます。
工場番号が522だという事が分かります。
さらに内タグのもう一面を見ると、
90年代に使われていたLevi’sのロゴです。
なのでこちらは1999年11月に522の工場で作られたという事が分かります。
コツを掴めば簡単に確実に製造年月が分かる便利な方法です。
是非ご活用ください☆
但し、66前期の初期とそれ以前のものには内タグは付きませんのでご注意ください。
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2014/07/16
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