XXの見分け方
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2014.01.20
しばしばKing of Jeansと称されるリーバイス501XX。
古着好きの方以外でも1度は耳にしたことがあるのではないかと思います。
XXとはExtra Exceed(エクストラ・エクシード)の略で「最高品質のデニムだよ」という意味。
1960年代中頃まで使用されていた呼び名です。
XXの1番の特徴は荒々しくも味のある深い色落ちだと思います。
Vintageの価値としても501と501XXとでは大きな違いがあるので、今日はXXの見分け方について書きます。
リーバイスのビンテージ・ジーンズの歴史は長く、幾度にわたる各ディテールの変遷があるので覚えておくのはなかなか大変。
そこでわかりやすく命中率の高い方法をお伝えします。
それは股を見ることです。
XXには股にカンヌキ留めがありません。
写真で見ると、

XX後のジーンズだと、
さらにアップ、
この写真中央の縫い目が「カンヌキ留め」と呼ばれているものです。
XXには股カンヌキがございません。
パッチが欠損していてもここでXXだと判別が可能です。
パッチだけXXのものを使った最初期のビッグEモデルというものも存在します。
この場合パッチがあればXX、なければビッグEと評価されることが多いようです。
しかしながら移行期と呼ばれるモデルチェンジの時期には新旧のディテールが混ざることもしばしば。
501XXの最終モデルには、股カンヌキのあるタイプもわずかながら存在するという噂です。
そんな時はタグ、ボタン、リベットなど他のディテールで見比べて判断することをおススメします。
最後に501XXの色落ちをご覧ください★
Early 1950’s Levi’s 501XX 革パッチ, size W33 × L30 / ¥278,000 + tax



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